屋根
カバー工法とは

屋根は住宅を雨風や直射日光から守ってくれる重要な箇所になります。つまり、屋根によって住宅の寿命が左右されるといっても過言ではありません。だからこそ目的にあった屋根リフォームをすることが重要となります。
既存の屋根を撤去せず、上からかぶせる「カバー工法」
カバー工法(重ね葺き)とは、既存の屋根を撤去せず、その上に屋根材をかぶせる方法です。
屋根材にサビやヒビが目立つものの、下地は傷みが少ない場合などに適しています。採用できる屋根材は、スレート、金属系、アスファルトシングル、アルミダイカスト瓦などです。
カバー工法のメリット
葺き替えに比べ工事期間が短く、費用が抑えられる点です。また、既存の屋根を解体しないので廃材が出ず、環境にやさしい方法といえるでしょう。さらに屋根材が二重になるので、断熱性、遮音性も高まります。
カバー工法のデメリット
屋根が二重になるので、現状より屋根が重くなることです。大抵の場合は大丈夫ですが、念のために建物の強度や耐震性を十分チェックし、できるだけ軽い屋根材を選ぶことが大切です。