板金工事
SHEET METAL WORK
金属製の屋根材を葺く
金属鋼板を加工して取り付ける施工工事
屋根の周辺部分に使用される主にガルバリウム鋼板製の金属板のことです。
近年では耐久性に優れたガルバリウム鋼板を使った屋根カバー・屋根葺き替えの工事が増えています。
あおぞら工業では、金属屋根の葺き替え・カバー工事はもちろん、自社で板金加工まで行うことで細かな付帯工事にも対応しています。
金属屋根の種類と特徴
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1.トタン屋根
トタン屋根は、亜鉛をメッキした薄い鋼板の屋根材です。
材料費、施工費が安く、軽量で建物への負担が少ないというメリットがあります。
しかし、「断熱性が低い」「雨音が伝わりやすい」「サビやすい」などのデメリットもあります。
近年、トタン屋根が使われる機会は減っており、ガルバリウム鋼板への交換が主流となっています。 -
2.ステンレス屋根
ステンレス屋根とは、クロムやニッケルを含んだ鉄が主成分の合金でできた屋根材です。
耐久性・耐食性・強度に優れており、価格はかなり高額となるものの魅力的な金属屋根の1つです。 -
3.ガルバリウム屋根
ガルバリウムとは、アルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板の屋根材です。(ガルバニウムとも)
耐久性・耐食性がいずれも優れており、デザイン性も高く、とても人気の金属屋根です。
非常に薄い金属板でできているので、軽量で耐震性が高い屋根材ですが、衝撃に弱くへこみやすいというデメリットもあります。
トタンよりも若干費用ががかりますが、トタンよりも長持ちなため、長期的にみて、塗装などのメンテナンス費用がかからず、お得な屋根材です。
雨漏りしやすい、屋根の谷(たに)板金とは?
「谷」とは二つの屋根面が交わる所で、大量の雨水が集まり流れることで、雨漏りがおこりやすい部分です。
雨水を流すために金属板が設置されており、谷板(たにいた)・谷板金(たにばんきん)・谷樋(たにどい・たにとい)などと呼ばれます。
素材は、ステンレス、トタン、銅板、ガルバリウム鋼板などがよく使われています。
その金属板が、水滴の滴下による衝撃・摩耗により経年劣化し、最終的には腐食がすすみ穴が空いてしまいます。その穴から雨漏りが発生してしまうのです。
谷の雨漏りの原因
谷板には金属板が使用されていますが、写真のように経年劣化により金属板が腐食して穴が開き、その部分から漏水して雨漏りが発生しています。
また、谷は落ち葉や土ほこりがつまりやすい部分です。特に、軒先部は樋もあり、落ち葉が堆積しやすい状態です。
落ち葉や土ほこりがつまることで、水の流れがせき止められ、谷板からオーバーフローして雨漏りにつながることもあります。
そうならないためにも、谷板や雨樋の定期的な点検や、専門家によるメンテナンスをおすすめいたします。
国家資格「1級かわらぶき技能士」在籍
自社設備で板金加工まで行えます!
技術はもちろん、瓦の性能や性質まで熟知しているからこそ、自信を持ってお客さまに最適なプランをお伝えできるのです。
経験豊富な職人が専門家の視点から見て、屋根の仕上がりを徹底管理いたします。
また自社で板金加工工場を完備していることから、一貫した工事がスピーディーに対応できることも強みです。
完全自社対応によりコスト削減を実現することで多くのお客様にご満足いただいております。